ストリートナンパで彼女ができた話

真夏のある日の渋谷

ある夏の日

そのシーズン、私は彼女が欲しかった。

セケスしたい!即りたい!というより、彼女が欲しくなる周期が定期的に来る。

その夏、まさにその周期がきていた。

真夏にもかかわらず、昼から一人で街に出て、

炎天下、全身汗びっしょりになりながら、淡々と声を掛ける。

もはや、狂人の所業である。

何年も街にいるとわかるが、真夏の昼と、真冬はスト師が街から消える。

まあそれは置いておいて

その夏とにかく彼女探し、即れなくてもいいから質を重視して声かけをしていた。

で、その日のことはとてもよく覚えていて、

異常に反応が良く、渋谷で10声かけしてほぼフルオープンするという奇跡、

10連続ガンシカされることもあれば、こんな日もある。

エルゲもすんなり3件ほどgetできた。

今日はなんかついてるなあ。と思いながら、センター街の脇道にはいった時

小柄でボブでくりっとした目のかわいい系、マスクの下はわからないけど、それ以外はとても好みの外見の子がむこうから歩いてきた。

エンジンもかかっているので反射的に声かけ

とりあえずこの子の名前はみなみとする

T「こんにちは」

み「え、こんにちは」

しっかりオープンする。昼ストの恩恵もあるだろうが今日はやっぱりついてる

和みつつ自己開示して状況確認。

みなみは今大学三年生であと30分で渋谷を出ないといけないらしい。

カフェとか入るにしても微妙な時間だなあと思いつつ

和みを進めていると、お互い好きな音楽が結構被っていることが判明

で、ちょうど近くにタワレコがあったので行くことに。

そのCD持ってるとか、この人おすすめとか、その人のライブいっただとか
音楽の話で一通り盛り上がる。

やっぱりカフェとかで話すより、実際好きなものがあるところに行って話す方が
より濃い和みの時間を過ごせる

即席デート、普通に楽しい。

そうしているうちに時間に。

み「そろそろ帰らないと。」

みなみは用事があって家に帰るらしかった。

正直この日はこの子をエルゲできたら満足だった。

一貫してあくまで偶然声をかけたという誠実感、ドラマ感をトークを話の流れでしっかり盛り込んでいく。

ドタキャン防止トークも盛り込んだ。

ここで、より次のアポの確度を上げるには、トークだけじゃなく行動で示すのが最善策だろう。

電車の方角が途中まで一緒であり、状況説明での設定に矛盾もないため

T「俺も帰ろっかな。一緒に帰ろ。嫌じゃなければ笑」

み「え!帰ろ!嫌じゃないよ笑」

で電車へ。

途中まで一緒に帰り、次のアポを取り付け解散。

話は合うし、話した感じいい子だし、かわいいし
これはクソ暑い中出てた甲斐があったぞとほんのり期待に胸躍らせながら
アポを待つのであった。

アポは3日後。

途中一回電話メンテを挟み、アポ場所を自分の最寄駅に設定。

コロナ下あるあるであるが、この段階ではかわいいと言っても

まだみなみのマスクの下は知らなかった。

アポ

最寄駅に

お酒飲めるとのことだったので、行きつけの飲み屋に

ドリンクが来て、

そこで初めてみなみの顔をみる。

まさかの、、、

まさかの!!

まさかの逆マスク詐欺

それまでもかわいかったのにマスクとったほうがかわいいという反則

一瞬、一気に緊張する。

で、気持ちを落ち着ける。

かわいいから緊張してると思われたら最高にダサい

それだけは避けたい。

ここは平常心で、精一杯ユーモアも捻り出す

「え、かわい。てか人中短いな、石原さとみと戦えるくらいの人中の短さしてる」

「人中褒められたの初めてだわ笑」

※この子私が大好きな女優、初○みなみに似ているのでみなみとしています。

音楽の話、漫画の話で盛り上がる

純粋に楽しかった。

で、店を出て、正直 この時点で付き合うことがチラついていた。

ストをしていると、本気で付き合いたいくらいビビッとくる子が一定周期で現れる。

そんな子にいざギラつくってなった時、

嫌われたらどうしよう。今日は放流してじっくり温めたほうがいいのでは。。。
という思いが脳裏をよぎる。

この数ヶ月前、まさにその思考で、
いいなと思う子に2回目のデートで中途半端にギラついてしまい

以後あえず、破綻したことがあった。

次回そんなチャンスが来たら、中途半端じゃなく、しっかり口説いてギラつく。

そう決めていた。

ということで、いつもより熱の入ったトークで家に搬送。

十分な食いつきを感じ、ギラつきはいつも通り。

ムード作りからの肩揉むよルーティンをカチこむ。

ノーグダ準即。

その後まさかの逆告白。

もちろんOKし、晴れて付き合うことに。

さらっと書いてるけどめちゃくちゃ嬉しかった。

その日、帰り駅まで送るとき

何気なく手を繋ごうとみなみの手を握ろうとしたら

みなみ「手繋ぎたいの?」

T「うん」

みなみ「積極的だなあ。笑」
といたずらに笑うこの子の笑顔を、別れた今でも忘れられない。

やっぱスト最高だなと思った夜でした。

tea

 

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