某日新宿
ストを初めて4、5ヶ月経ったころ。
この日は仲間と2人、初めてやるエリアを偵察がてら歩いていた。
ちょうど目の前の本屋から、
黒髪ロングの可愛らしいロリ系の女の子が出てくるのが見えた。
かわいい。これは行かないと。七沢みあに少し似てるのでみあとする。
「ちょっとこえかけます」と仲間に一言入れ
小走りで追いつき、すかさず声かけ。
T「こんばんは」
無視
T「こんばんはー」
怪訝そうにこっちを見る
T「そこの本屋、俺も今行ってて、、、」
なるべく自然なシチュエーションを作り上げる。
みあは塩対応だがとりあえず話は聞いてくれている。
本どんなの見てたの?など掘り下げていくと趣味が近いことがわかった。
詳しいことは教えてくれなかったが18歳らしい。
相変わらず塩対応だが、明確に嫌がってはいないようなので話す。
基本的にこっちが一方的に質問して、少し掘り下げてを繰り返す。
でも拒否はないし、かわいいので粘る。
そうこうしてるうちに駅に着く。
みあ「じゃ、私、渋谷で用事あるから。」
改札を抜けようとする。
T「俺もいっていい?もう少し話したい」
み「え、くるの?、、まあいいけど」
で一緒に電車へ。
この後1時間弱一緒に行動した。
あちらから質問はほとんどない中でのトークはなかなか疲れる。
この頃は初準即した後だったが、即はなかったので、ぎらつき方もわからなかった。
即コミットの時期に会っていたら食いつきがないのは明白だし、秒で放流する案件だろう。
み「用事済んだし帰るね」
T「えー、ご飯食べよ」
み「家にご飯あるし」
T「そっか、じゃあまた今度食べよう」
み「またあったらね!じゃ」
T「ちょいちょい!ライン交換しよう」
み「え、いやだ」
T「なんで」
み「私、全然ラインしないし、教えたくない」
ここまで粘ってこれはきつい
T「わかった、じゃあID教えとく。気がむいたらラインして」
その場でIDを書いて紙を手渡す。
み「まあ、一応もらっとくけど。じゃ」
そしてみあは消えていった。
翌日
一本のラインが。
知らない名前だ。誰だろう
友達かもに出てきてるし、友達追加もされているようだ。
まさかみあ?
ドキドキしながらラインを開き、本文を確認する。
「みあの母です。昨日は娘がお世話になったようで」
!!!!?????
浮かれてた気持ちが凍りつく。
これは、、、まずくないか?
パニックである。
「teaと申します。昨日はいろいろお話をさせていただいたのですが
みあさんにとってご迷惑だったなら大変申し訳ありません。〜〜」
できるだけ真摯に対応する。
その日返事はなかった。
翌日も、その翌日も。
ためしに確認したらブロックされていた。
一体何だったんだ。。
強烈なインパクトを残したまま、その後もストをする中で、
この事件の記憶は次第に薄れていった。
2年後
一本のラインが。
知らない人だ。
「二年前新宿で話したものですが、覚えていますか?」
一瞬で記憶が蘇る。
IDを渡すことなんて、数えるくらいしかない。
この子はみあだ。
T「覚えてるよ!あの時は話してくれてありがとう。電車とかついていってごめんね。
なんでラインくれたの?」
み「なんか片付けしてたら出てきて。ラインしちゃいました笑」
これは罠か?

怪しすぎるだろ、ビジネス勧誘されるやつだろ。
そんな疑念が頭をよぎる。
いやでも俺はスト師。ここはGoだ!
T「そうなんだ!何にせよ嬉しい。今度ご飯行かない?」
とんとん拍子でアポが決まる。
ーそしてアポ当日
かわいかったのは覚えているが、2年経って今、見てわかるだろうか。
とにかくめちゃくちゃ緊張する。
み「マックの前にいます」
T「むかう」
大勢の人がいたが
華奢で、ロリっぽくかわいい見た目は変わっておらず、一目みてみあだとわかった。
正直どういうつもりで相手がきているのか読めない。
T「なんで今回連絡くれたの?」
み「あの時、めっちゃ塩対応でしたよね。笑 ごめんなさい。
ああいうのほんと慣れてなくて、どう対応したらいいかわからずああなってました
でも頑張ってはなしてくれてたのは覚えてて、こういうと申し訳ないんですけど
好奇心もあって、連絡しちゃいました。」
T「そっか、ありがとうね。てか、お母さんからラインきたのびっくしりしたわ笑」
み「ほんとごめんなさい笑、あれは母が勝手に。。」
あの時の塩対応は嘘のように会話が弾む。
詳しいことは書けないが、みあは自分で(ホワイトな)ビジネスをやっていて当初の印象とは全く異なり、好奇心旺盛で努力家で若いけど尊敬できる子だった。
いろいろ話して、二年前の俺ならどうしただろうか。
楽しかったな、で解散したかもしれない。
でもこの2年でギラつくのは造作なくこなせるようになっていた。
それが正解なのかはわからないが、いつものようにギラつく。
ホテハンし、ノーグダ準即。
二年前の自分からのパスを、しっかり決めた。
達成感はすごかったが、同時にこの準即は考えさせられるものがあった。
今でもあの時のように、反応がなくてもあそこまで粘ることができるだろうか。
良くも悪くもストに慣れ、どうせこのパターンは厳しいなと、
タイプの子でも反応が微妙ならすぐ損切りしてないだろうか。
諦めない気持ちって大切だな、そう改めて思ったアポだった。
私のスト人生の中でもトップクラスにインパクトのある準即である。
ほんとストってなにがあるかわからない。
tea

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